
アメリカオニアザミとは、ヨーロッパが原産のキク科の植物で、8月中旬頃に開花のピークを迎え、約3,000個もの種子をつけて強い繁殖力を持ちます。
鋭いトゲが特徴的で、人や動物に怪我を負わせる恐れがあります。
環境省及び農林水産省が指定する生態系被害防止外来種に指定されており、市内でも発生が確認されています。
生態系被害防止外来種とは
外来種とはもともとその地域にはおらず、人間の活動によりほかの地域から侵入してきたもので、生態系被害防止外来種はその中でも幅広く生態系等に被害を及ぼすおそれのあるものです。
これらの外来種は、環境省と農林水産省によって外来生物法に基づき規制・指定されております。
アメリカオニアザミを見つけたら
アメリカオニアザミを見つけたら、次の点に気を付けて速やかに駆除をお願いします。
- 鋭いトゲでケガをしないように皮手袋等を着用したうえ駆除してください。
- 株や根が残っていると再生することがあるので土ごと掘り起こしてください。
- 繁殖力が強いことから開花前の駆除をお願いします。
廃棄する際は、収集作業員の怪我の恐れがありますので、新聞紙でくるむ、袋に「トゲ注意」といった措置等をしたうえ、土などをよく落としてから燃やせるごみで出してください。
トゲに毒などはないですが、皮膚に刺さってしまったり等で症状が酷いときは皮膚科などの専門機関に相談しましょう。
ご不明な点は市役所環境課にご相談ください。