審査結果
令和8年2月1日に北斗市誕生から20周年を迎えることを記念し、その将来像と、それに向けた政策を物語として構想する政策提案コンテスト「未来の脚本家」を全国から募集したところ、市内外の方から多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
審査委員による一次審査の書類選考および最終審査のプレゼンテーション選考の結果、最優秀賞、優勝賞が決定しましたのでお知らせします。
応募件数
19作品
審査員
北斗市総合戦略検討・推進委員より7名及び北斗市校長会会長1名の計8名
最優秀賞
| 作品名 | 空翔(そらかける) 北斗プロジェクト2026 ~日本初の完全ドローン統合都市への挑戦~(PDF 2.32MB) |
| 応募者 | 関口 法立 氏 |
| 提案概要 | 日本発の「完全ドローン統合都市」の実現を目指す政策提案。北斗市の地理的条件と産業基盤を活かし、ドローンを活用して市民生活の利便性向上と地域経済の活性化を両立させる。具体的には、農業用ドローンによる生産・物流支援(HOKUTO-AGRI-CHAIN)、「平災統合型ドローン運用システム」の構築、商用ドローン配送サービス、新函館北斗駅への「空の駅」設置などが提案されている。このプロジェクトを通じて新たな産業創出・経済効果・人口増加・税収増が見込まれ、最終的には「子どもたちが帰りたくなる、誇れる故郷づくり」を目標としている。 |
| 講評概要 | 人口減少問題や農業の跡つぎ問題など北斗市の多様な課題に対する解決と新函館北斗駅前の有効活用など地域の発展に寄与しうる政策であり、北斗市でその未来が見てみたいと思わせられた政策提案である。 |
優秀賞
| 作品名 | コクガンまた来い。~北斗が育てる渡り鳥のまち宣言~ (PDF 1.41MB) |
| 応募者 | 石岡 政 氏 |
| 提案概要 | 渡り鳥がいつもの場所に帰ってくるように、北斗市が「帰ってこられる場所」であり続けるための提案。具体的な政策として、「北斗七星プロジェクト」を展開し、北斗市の魅力を未来に向けてさらに輝かせるため、自然・暮らし・学びを再びつなげて地域の一体感を深め、持続可能な社会を育んでいく。そして、「北斗市リビング・サンクチュアリ構想」というビジョンのもと、市民一人ひとりが自然と深く関わり、学び、次世代にその価値を語り継いでいくことで、自然環境を守りながら共生する社会を創り出すことを目指す。この構想により、自然と人がともに歩み続ける「生きた保護区」を育てる、持続可能なまちづくりを実現する。 |
| 講評概要 | 市民が誇りをもって参加できる政策になっており、シビックプライド醸成の実現を期待させる、非常に共感できる政策提案である。 |
| 作品名 | 古の叡智が息づく四季を愛でる循環型の暮らしとモデルシティ化政策 (PDF 5.37MB) |
| 応募者 | 斎藤 絵梨奈 氏 |
| 提案概要 | 北斗市の【過去・現在・未来】をつなぐシナリオと、そこで実施された政策を架空の物語として描いた提案。過去から受け継がれてきた知識や経験、文化、価値観、技術を次世代へと継承し、発展させることで成長した「未来の北斗市」を、東京から訪れた旅行者である主人公の視点を通して疑似体験できる構成となっている。物語の中では、経済中心の価値観のもとで失われつつある「人々のつながり」や「郷土の誇り(この地に住む人々のアイデンティティ)」に焦点を当て、それらを再構築するための政策が描かれている。「土地の利」を生かした地域活動、環境への配慮と農業を両立させる自然栽培、限界集落を循環型自立集落へと転換する試みなど、多様な取り組みが、未来の北斗市の政策として物語の中で提案されている。 |
| 講評概要 | 北斗市の風土性や特色をよく理解し描かれていることから地域資源の再発見ができる政策になっており、北斗市の人や自然を大切にしている想いが伝わる政策提案である。 |
コンテスト趣旨 ※コンテストは終了しています。
令和8年2月1日、北斗市は誕生から20周年を迎えます。
北海道新幹線・新函館北斗駅の開業から10年が経過し、令和7年3月末現在の人口は42,510人。
まちのあり方も、次のフェーズへと移行しつつあります。
このタイミングで、北斗市が今後どのような姿を目指すべきか――
その将来像と、それに向けた政策を物語として構想する「未来の脚本家」を全国から募集します。
あなた自身の視点でまちの未来を描いてください。

市制20周年政策提案コンテスト募集要領 (PDF 188KB)
募集テーマ
「北斗市、未来の脚本家を求む」
北斗市の将来像と、それに向けた政策をストーリー仕立てでご提案願います。
応募対象
北斗市に関心のある個人、グループ、企業等(年齢、居住地、職業は問いません)
応募様式
指定様式 (PDF 147KB)および自由様式(Powerpoint形式・上限20枚)
提案内容(将来像および政策構想)を自由に描いてください。図表・イラスト・写真などの活用も可能です。動画の提出が不可といたします。
※留意点
・応募作品は、応募者オリジナルのものであることといたします。応募作品に使用される図表・イラスト・写真などについては、著作権者の許諾を得た上で応募しているとみなします。引用した場合には、参考資料・出典元を記載願います。他者の提案・著作物・AI生成文章の無断転用・流用が確認された場合には、審査対象外・表彰はく奪といたします。また、第三者からの権利侵害、損害賠償などの主張がなされたとしても、応募者が自らの責任で対処することとし、北斗市は一切の責任を負いません。
・提案書の著作権は北斗市に帰属します。
審査方法
- 一次審査(書類選考)
- 最終審査(プレゼンテーション選考・オンライン参加可)
審査基準
「北斗市でその未来が見てみたい」と思えるかどうかを最も重視します。
その他、「北斗市の把握状況」「提案の具体性・地域とのつながり」「波及効果」「実現性・確実性」の総合評価で審査を行います。
賞・特典
最優秀賞(1組):賞金10万円
優秀賞(2組):賞金5万円
受賞者3組には、令和8年2月1日(日曜日)に北斗市で開催される「功労者表彰式」にご招待し、賞状の授与をいたします。
(受賞各組1名について、北斗市までの旅費を負担いたします。)
応募締切
令和7年9月30日(火曜日)必着
応募方法
以下のいずれかの方法でご提出願います。
- 市役所窓口に提出(市役所企画課、総合分庁舎市民窓口課、七重浜・茂辺地両支所窓口)
- 郵送(〒049-0192北海道北斗市中央1丁目3番10号北斗市総務部企画課宛)
- 応募フォーム(HARPフォーム)に様式を添付(PDF形式で提出)
