今年の道内における特殊詐欺被害は、9月末現在230件、被害額は約9億3,400万円となり、既に昨年1年間の140件、約5億9,400万円を超える極めて深刻な事態となっております。
特に、親族や警察官、弁護士などを装う「オレオレ詐欺」、身に覚えのない料金を請求するなどの「架空料金請求詐欺」、行政機関の職員を装い還付金などの名目でATMに誘導する「還付金詐欺」では、高齢者を中心に多くの方が被害に遭っております。
一方、北海道警察函館方面本部管内における特殊詐欺被害は、9月末現在10件、被害額は約9,100万円であり、既に昨年一年間の6件、約540万円を超え、集中的な被害防止対策が喫緊の課題となっております。
このような状況を踏まえ、官民一体となった特殊詐欺被害防止対策を推進するため、市町村長、総合振興局長および振興局長、北海道警察函館方面本部長および北海道函館方面各警察署長の連名による「特殊詐欺被害防止のための共同メッセージ~「詐欺電話がきたら#9110」~」を発信します。
特殊詐欺の被害にあわないために、不審な電話がきたらすぐに警察の相談電話「#9110」に連絡してください。
特殊詐欺被害防止のための共同メッセージ(PDF 164KB)