概要
市では、若年層の回帰と本市への定住を促進することを目的に、大学等の修学にあたり奨学金の貸与を受けた方に対し、北斗市に居住し、市内または近隣市町の事業所等に就職した場合、奨学金の償還の一部を補助します。
交付対象者
下記のいずれかに該当し、かつ補助要件を満たしている方が対象となります。
- 市内または近隣市町の事務所等に正規雇用(期間の定めがない常用雇用)として勤務し、令和3年4月1日以降に北斗市に転入した方。(転入日からさかのぼって6カ月以上北斗市外に居住していた方に限る。)
- すでに北斗市に居住しており、令和2年度以降に大学等を卒業または退学し、その翌年度以内に市内または近隣市町の事務所等に正規雇用として勤務する方。
補助要件
- 大学、短期大学、高等専門学校、専修学校または大学院を在学中に日本学生支援機構の奨学金(第1種、第2種)、他の地方公共団体の奨学金、その他市長が認める奨学金の貸与を受け、償還が完了していないこと。
- 転入日または就業時における年齢が40歳未満であること。
- 奨学金の償還に対するほかの助成制度の適用を受けていないこと。
- 申請前年度の市町村税(特別区税を含む。)を滞納していないこと。
- 暴力団員または関係者ではないこと。
補助期間及び補助上限額
区分 | 就業先 | 補助期間 | 上限額 |
---|---|---|---|
第1号 | 市内事業所(福祉職に限る) | 5会計年度 | 月額2万円または年間24万円 |
第2号 | 市内事業所(福祉職を除く) | 5会計年度 | 月額1万円または年間12万円 |
第3号 | 近隣市町事業所 | 3会計年度 | 月額1万円または年間12万円 |
補助対象経費
補助金の交付を受けようとする会計年度の前年度の3月から、補助金の交付を受けようとする会計年度の2月までに償還した奨学金の償還額の合計額となります。
ただし、認定申請前に納期が到来した償還金は、補助対象になりませんので、ご留意ください。
申請手続
補助金の交付を受けるためには、認定申請と交付申請が必要です。
認定申請
上記の要件を満たした後、6カ月以内に、次の書類を企画課までご提出ください。
- 北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金認定申請書(様式第1号)(PDF 123KB)
- 補助対象奨学金の償還実績及び償還計画がわかる書類(例:日本学生支援機構から発行を受けた奨学金貸与証明書または貸与奨学金返還確認票の写しおよび同機構による情報提供システム(スカラネット・パーソナル)の返還明細に関する画面をプリントアウトしたものなど)
- 大学等を卒業(退学)したことを確認できる書類
書類審査し、補助対象者と認定したときは、北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金認定通知書により通知しますので、大切に保管してください。
交付申請
交付を受けるときは、毎年3月10日までに次の書類を企画課までご提出ください。
- 北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金交付申請書(様式第3号)(PDF 115KB)
- 補助対象経費である奨学金の償還額を確認できる書類(例:奨学金を支払っている口座の通帳のコピーなど)
- 在職証明書(様式第4号)(PDF 44.2KB)
- 交付申請する年度の市町村税の納税証明書または非課税証明書
留意事項
- 当制度は、認定通知後に償還した奨学金に対して補助を行いますので、認定前に償還した奨学金や、これから償還を行うものには、補助金を交付できません。
- 一括で交付を受けたい場合は、交付申請締切日(3月10日)以前で直近の奨学金を償還した後から3月10日までに申請願います。(例:毎月25日に支払う方の場合、2月25日に償還した後から3月10日までに申請してください。)
- 認定申請は一度だけですが、交付申請は毎年度行なっていただく必要がございます。
書類審査し、交付の可否を決定したときは、北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金交付決定書により通知します。
交付決定後
北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金交付決定書の受領後、「請求書兼口座振替申出書(様式第6号)(PDF 69.4KB)」を速やかに提出していただき、その後補助金を交付します。
申請内容の変更
就業や居住の状況等に変更が生じたときは、速やかに「北斗市UIJターン奨学金償還支援事業補助金変更申請書(様式第7号)(PDF 69KB)」を企画課まで提出してください。