令和5年3月の「性の多様性を尊重するまち宣言」を受け、性的マイノリティの方が抱える困難に対する理解を深めるため、市民向けの交流会を開催しました。10名の方に参加いただき、性の多様性について理解を深めていただきました。
開催要綱
内容
(1)基調講演(30分)
講師:堀川 修平 氏
・所属:埼玉大学 ダイバーシティ推進センター 特定プロジェクト研究員
・公職:さいたま市市民活動推進委員会 委員 、 さいたま市男女共同参画推進協議会委員 など
・著書:なぜ学校で性教育ができなくなったのか : 七生養護学校事件と今 など
・内容:LGBTQ+ に関する基礎知識、多様な性の理解促進に関する講義
講師の堀川さんから「性の多様性を大切に」するための基礎知識について、わかりやすく教えていただきました。
参加者からは「自分の考えや言動を見直したい。」「マイノリティの意味は少数者ではなく被抑圧者であるということが理解できました」との感想をいただきました。
(2)交流会(60分)
内容:LGBTQ+当事者と市民が、お茶やお菓子を楽しみながら自由に対話
テーマ:「誰もが自分らしく暮らすために必要なこと」
2グループに分かれて当事者のみなさまとお菓子やお茶を楽しみながら、性の多様性について自由に語り合いました。
参加者からは「もっと早くに交流が持てたらよかった。」「少人数で生の声をお互いに聞けたことは大変良かった」との感想をいただきました。