エキノコックス症検診について
北斗市では、エキノコックス症の早期発見・早期治療のために年に1回、下記の日程でエキノコックス症検診を実施します。
エキノコックス症は放っておくと命にかかわることもあります。5年に一回は検診を受けましょう。
対象者
小学校3年生以上の北斗市民で、過去5年間エキノコックス症検診を受けていない方
検診日時
令和7年7月29日(火曜日)
午後2時00分から午後3時30分まで
検診会場
北斗市保健センター(中野通2丁目18-1)
検査方法
血液検査
検診料金
無料
申込受付期間
令和7年7月1日(火曜日)から令和7年7月22日(火曜日)まで
申込方法
電話またはエキノコックス症検診申し込みフォーム(北海道電子自治体共同システム)からお申し込みください。
エキノコックス症とは
エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、ヒトの口から体内に入り幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。
エキノコックスの幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状があらわれるまで数年から十数年かかるといわれています。現在では、血液検査などで早期に発見でき、手術によって治療することができます。
人への感染は?
ヒトの体内にエキノコックスの卵が入るのは、エキノコックスが寄生したキツネやその糞に直接触るなどの場合が考えられます。
また、キツネの糞で汚染された山菜を生で食べたり、沢水・わき水を飲んだりした場合などが考えられます。
人から人に感染することはありません。
予防するには?
- 外から帰ったら必ず手を洗いましょう。
- キツネにえさを与えたり、キツネのえさになる生ゴミ等はきちんと処理し放置しないようにしましょう。
- キツネに触れないようにしましょう。
- 野山の果実や山菜などを口にする場合は流水でよく洗い、十分熱を加えて食べるようにしましょう。
- 沢水、わき水などの生水を飲まないようにしましょう。
- 犬の飼い方にも注意しましょう。
エキノコックスの幼虫が寄生した野ネズミを食べた犬にも成虫が寄生することがあります。放し飼いをやめ、散歩の時は引き綱を使用し、糞便を持ち帰りましょう。犬に触れた後は必ず手を洗いましょう。