令和6年度北斗市予算で、新規・拡充事業のうち、市民の皆様の負担軽減につながる助成制度について紹介いたします。

人口減少問題への取組み

不妊・不育治療に要する費用について、令和4年度の交通費、宿泊費の助成、令和5年度の混合診療の自己負担額の助成から更に制度を拡充し、新たに保険適用外の先進医療分への助成を実施します。

令和6年10月に予定される国の加速化プランの目玉事業である児童手当の拡充について、速やかに実施できるよう拡充分の予算を確保します。

力強く成長する産業の形成

新規就農直後でも安定した生活を送ることができるよう、新たな助成制度を設け、新規就農者の確保と定着を図ります。

漁業者の親族が新規参入する場合も対象とするなど現制度を拡充し、漁業研修、資格取得に係る経費の一部助成を実施します。

新技術の活用による多様な商品の開発や農水産物の高付加価値化を目指すため、道立工業技術センター利用料の一部助成を実施します。

市内事業者が円滑な事業承継を行えるよう、企業診断等に係る経費の一部助成を実施します。

児童生徒の健康を守り、安全で安心な教育環境を整えるため、令和5年度から進めている市内小中学校への空調設備の設置について、令和6年度は石別小学校など5校の設置工事と、残り10校の実施設計を行います。

物価高騰に伴う給食費の引き上げ分（小学生：月額470円、中学生：月額490円）について、保護者負担を軽減するため、当分の間引き上げ分を市が負担し、給食費を据え置きます。

新型コロナウイルスワクチンの全額公費による接種が令和6年3月で終了するため、原則65歳以上の市民を対象にワクチン接種費用の一部助成を実施し、感染拡大防止や費用負担の軽減を図ります。

帯状疱疹の発症や重症化を予防するため、原則50歳以上の市民を対象に予防接種費用の一部助成を実施し、疾病予防の充実に努めます。

脱炭素社会の実現に向けて、既存住宅に高効率給湯器等を設置する市民に対し、設置費用の一部助成を実施します。