一般質問のあらまし
工藤秀子 議員
1. 有害鳥獣駆除対策に関する件
例年春になり、山菜採りシーズンになると熊の出没が報道され、人的被害もあるようです。
また、秋になると畑の被害も多く聞かれ、北斗市でも例外ではありません。
そこでお尋ねいたします。
- 過去3年間の動物の種類別捕獲数
- 過去3年間のハンターの出動実績
- 過去3年間の駆除協力体制にあるハンターの数
2. 上下水道の整備促進に関する件
北斗市では、住環境の向上や公共水域の水質環境の保全が図られています。
上下水道施設の適切な管理を継続し、地震対策や長寿命化による安全・安心の確保がされていると思います。
先日、市民より道路の掘削をしていたが、水道管の交換のためかと声をかけられました。
そこでお尋ねいたします。
- 配水管路老朽化による更新、耐震化工事の進捗状況
- 合併浄化槽の整備状況
高田茂 議員
1. 道道大野上磯線歩道の整備に関する件
第2次北斗市総合計画によると、生活道路の整備計画では、交通量の変化などに対応した歩行者の安全確保のための歩道整備が求められているところであります。
道道大野上磯線は現在、拡幅事業が進められていますが、本町の横山石油株式会社のT字路交差点から北側は未整備であります。
既に都市計画決定がされており、速やかに拡幅整備を実施すべき道路であると察します。
また、地域から強い要望があり、早急に事業が進捗されるように北海道に対して要望する必要があると思います。
市長の考えをお伺いいたします。
2. 固定資産税の課税特例措置に関する件
住宅用地は、その面積の広さによって小規模住宅用地とその他の住宅用地に分かれており、それぞれにおいて課税標準額の特例措置が適用されています。
小規模住宅用地の課税標準額は価格の6分の1の額、その他の住宅用地の課税標準額は価格の3分の1の額で適正に課税されていると思います。
市長に次のことをお伺いいたします。
- 特例措置を受けている土地の課税状況
山本正宏 議員
1. コロナウイルス感染対策に関する件
去る3月、第1回定例会、予算審査特別委員会において、私は火葬場での感染予防、荼毘への装備、防護等への配慮不足、防御不備を指摘質問いたしました。
このことと同時にコロナに関し、次のことをお尋ねいたします。
- 火葬場でのコロナウイルス感染予防、防護体制の強化改善策の内容について
- 罹患者荼毘に対するガイドラインの明文化は作成されたか
- 会計年度任用職員への対応改革意識のアプローチについて
- ワクチン接種について、推移の状況と今後の見通しについて
水上務 議員
1. 谷好地区の工業地域の見直しに関する件
谷好2丁目2番地~4番地の一部が工業地域に指定されております。
現在、工場の配置がなくなり、車庫及びグラウンド、その他となっております。
そこで、工業地域から住居専用地域へと用途変更され、住宅建設ができるようにするべきと考えますが、市長の考えについてお尋ねいたします。
2. 地域公共交通計画に関する件
三ツ石、当別、茂辺地地区への巡回タクシーの運行を実施すべきと考えます。
市長のお考えについてお尋ねいたします。
髙村智 議員
1. 新型コロナワクチンの集団接種に関する件
現在、集団接種会場として予定しているのは、北斗市保健センター、北斗市せせらぎ保健センターの2か所ですが、人口の多い浜分地区にも開設してはと思いますが、考えをお聞かせください。
2. 北斗市PR活動に関する件
新型コロナウイルスにより、全国各地では様々なイベントが中止になり、各自治体も苦慮していますが、北斗市でもPR活動が停滞している状況です。
今後、コロナワクチンの接種率が高まり、以前のようなPR活動ができたとしても、ホームページの活用方法を構築していくのが重要と考えます。
そこでお聞きします。
- この5年間のホームページの閲覧数について
- この5年間のふるさと納税サイトへの訪問数と納税件数の比率について
- ホームページ内の写真や動画など容量の制限がどのくらいなのか。
- ホームページのさらなる改良と、若手職員の発想によるPR企画などの新たな展開は模索されているのかお尋ねします。
3. 子どもたちの教育環境に関する件
新型コロナウイルスにより、子どもたちの生活環境や教育環境を今一度見直す時期になりました。
保護者からは外遊びや部活動の制限による心の不安と、体力の低下を心配する声が多くあり、近年の北海道の子どもたちの体力の低下は新聞でも取り上げられています。
また、子どもたちの学力に不安を感じている保護者も多く、教員の働き方改革による放課後サポートの縮小は、新型コロナウイルスによる収入減少で、塾通いを諦めた保護者へのさらなる不安になります。
そこでお聞きします。
- 北斗市内の小・中学生の近年の学力と体力に対する教育長の評価をお聞かせください。
- 教員の働き方改革による放課後学習サポートや部活動指導など、今後の対応や課題がたくさんあります。
ここは、再任されました永田教育長のリーダーシップが必要だと考えます。
これからのこれらの対応について、具体的な対策をお聞かせください。
伊藤洋平 議員
1. 森林整備の推進に関する件
森林は土砂の流出や崩壊を防ぐ役割のほか、自然環境の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止等、多面的機能を有しております。
また、植林から伐採、木材加工、流通に至るまで、私たちの生活及び経済に大きく貢献しています。
これらの多面的機能を維持するためにも、森林所有者等の適切な森林整備を推進し、計画的に植林、伐採等を行う必要があります。
本市においても、林業関係者の人口減少に伴い、限られた労働力で森林整備や木材利用を進めていかなければならないことから、次のことをお伺いいたします。
- 市政執行方針におきまして、森林整備の推進について、森林環境譲与税を活用し、未整備私有林の現況調査を実施するとの内容がございますが、今年度における計画と進捗状況をお伺いいたします。
- 現在、植林の基となる種苗業者が道南地域で7事業所あり、そのうちの6事業所が本市にございます。
種苗業者の方たちは、商工業・漁業・農業等のような補助金制度がないことから、トラクター等の耕作機具の買い替えも全額自費で行われているのが現状です。
事業者の高齢化の観点から、また、国、北海道でも推奨されているスマート林業の観点からも種苗業の生産性向上を図り、これからも持続可能な森林保全に寄与していただくべく、支援をする考えはないかお伺いいたします。 - 森林整備においてもICT等の先進技術を活用したスマート林業を推進することにより、生産性向上を図ることが必要と考えますが、市長はスマート林業についてどのように考えているかお伺いいたします。
2. ワイン振興に関する件
令和3年度の市政執行方針におきまして、ワイン醸造所等の建設計画について、「様々な相乗効果を生むものであり、行政としてできる限りの支援を行う」という内容がございますが、現在の支援や進捗状況はどのようになっているかお伺いいたします。
3. 特定地域づくり事業に関する件
現在のコロナ禍で、地方への移住が進んでいるとの報道もありますが、現状は、首都圏から郊外に移住しているだけで、地方への移住は進んでいない状況であります。
地方へ移住するには年間を通して仕事ができる環境、そして、その土地に住みたいと思わせるライフスタイルが想像できるまちづくりの形成が必要と考えます。
そこで、特定地域づくり事業を推進し年間を通し、この地で生活が可能な状況にすることにより、地方への転出を減少させるとともに、雇用の創出、人材不足解消にも寄与するものと考えますが、市長はどのようにお考えかお伺いいたします。
前田治 議員
1. 新型コロナワクチン接種に関する件
新型コロナワクチン接種予約での混乱が全国各地で起こる事態となっており、北斗市においても、コールセンターに何度電話してもつながらず、ようやくつながったら締め切られていたというケースが多数出ています。
ワクチン接種は、新型コロナウイルスの感染予防と、一日も早い終息を願う市民の大切な行動です。
混乱なく実施されることが大切です。
以下の点についてお伺いします。
- 北斗市の75歳以上の人口。
そのうち、ワクチン接種予約済み人数及び接種済み人数について - 北斗市の65歳~74歳の人口。
そのうち、ワクチン接種予約済み人数及び接種済み人数について - 今後の接種予約及び接種計画について
2. 職員の定年前退職問題に関する件
北斗市役所職員の定年前退職が後を絶ちません。
市民の福祉と暮らしを支え、住みやすいまちづくりを実現していくためにも、職員が定年前に退職することなく、経験を積み、元気に希望を持ちながら仕事ができる職場環境づくりが必要と考えます。
以下の点についてお伺いします。
- 過去3年間の年代別の定年前退職職員数について
- 過去3年間のひと月以上の病気休暇を取得した職員数について
- 過去5年間の職員給与費のうち、時間外勤務手当の年度ごとの支出済額について
玉森大樹 議員
1. 道南いさりび鉄道に関する件
道南いさりび鉄道は、赤字経営が見込まれる中、北海道及び沿線自治体からの出資金、初期投資補助金及び経営安定化事業補助金が投入され、開業より5年が経過しました。
現在も通勤・通学・通院など沿線地域の住民には欠かせない生活路線となっています。
運行赤字に対する当市の負担割合11.2%により、これまで支出した補助金の推移、当初見込みとの比較、今後の展望をお伺いします。
2. 市営柳沢スキー場に関する件
近年、国内のウインタースポーツ人口は、様々な理由により最盛期の3分の1以下に減少したと言われています。
それに伴い、スキー場及び関連産業の休業や閉鎖が相次ぎ、回復の兆しは見えない状況となっています。
当市には、ウインタースポーツ施設として柳沢スキー場があります。
このような状況下において、施設の使用状況並びに管理状況をお伺いします。
新関一夫 議員
1. 新型コロナワクチン接種に関する件
いよいよ高齢者に対する新型コロナワクチン接種が始まりましたが、以下の点についてお聞きします。
- ワクチン接種受付時には、多くの接種希望者が殺到すると考えられ、私は第1回定例会で混乱を回避するための工夫をすべきと指摘しておりましたが、受付時の状況はどのような結果で、これから接種対象者を拡大するに当たり、今後どのような対策をとるのかを伺います。
- 現在まで(直近)ワクチンを接種した方の人数(1回目・2回目それぞれ)について。
また、市内の医療関係者・高齢者施設職員への接種の進捗状況についてお知らせください。 - 教育・保育関係職員の接種も早期に取り組むべきと考えますが、考えをお聞きします。
- 集団接種の取り組みの現状と今後の予定について伺います。
- 接種対象者が12歳まで拡大されましたが、最終的に対象者の接種がすべて終了する時期について伺います。
2. 北海道新幹線札幌延伸に関する件
北海道新幹線トンネル工事に伴う要対策土、条件不適土について伺います。
- それぞれの土のこれまでの搬入量について。(直近の数字)
- これまでの浸出水の管理状況と、水質検査の状況について。
- 特に条件不適土に関しては、仮置き場である柳沢までの運搬方法・時間・ルートについて様々な意見が出されていましたが、現在までの取り組みについて伺います。
- 条件不適土については柳沢の市有地に仮置きしていますが、最終処分地はどこになるのか。
また、土地の使用料については、鉄道・運輸機構に対し、市はどのような対応をしているのか伺います。
3. 地域公共交通に関する件
この件については私を含め、何人もの議員が質問しておりますが、本年3月に「北斗市地域公共交通計画」が策定されました。
市の各種計画を網羅し、様々な調査を分析され、本計画をまとめられた委員の皆さま、担当者の皆さまに敬意を表します。
この計画を基に、住民ニーズに合致した公共交通が構築されていくことを願うものです。
さて、この計画については、市より説明を受けておりませんが、実施スケジュールなどについて、以下の質問をさせていただきます。
- 「施策1 広域幹線の広域軸としての有効活用」に関し、本年度が検討期間になっていますが、具体的な検討内容について。
また、市内幹線(フィーダー系統)から広域幹線(地域幹線系統)への乗り継ぎ候補地として新函館北斗駅があります。
ここから函館方面へのアクセスとしては、バスのほか、JRがありますが、このJRの新函館北斗駅-函館駅間は北海道新幹線札幌延伸時には、並行在来線となります。
この並行在来線について、北海道新幹線並行在来線対策協議会で協議されていると思いますが、現在どのような状況になっていて、市としてどのように考えているのかお知らせください。 - 「施策2 利用者ニーズに対応した幹線補完旅客運送サービス(フィーダー系統)の構築」に関し、「生活交通としての巡回ワゴンの導入と効率的な運行」とあり、本年度から実証運行の予定になっています。
実証運行の具体的な中身についてお知らせください。 - 「施策4 交通結節点における待合環境の充実化」に関し、想定している結節点はどこになると考えているのか。
また、充実化とは具体的にどの程度と考えているのか。 - 「施策5 サイクル&バスライドの実施」に関し、すべてのバス停に駐輪場を設けるのか。
また、計画では触れられていませんが、「道南いさりび鉄道」の車両内に自転車を持ち込む利用についてはどのように考えているのか。 - 「施策8 公共交通利用促進キャンペーン・わかりやすいツール作成」に関し、「わかりやすいツール」の具体的なイメージはどのように考えているのか。
- 「施策9 交通技術・交通施策の情報共有体制を構築、MaaS勉強会の実施」に関し、本年度が検討期間でありますが、情報共有する者の範囲、また、勉強会の参集範囲、開催時期、内容等についてお知らせください。