HOME福祉・健康健康づくり健康づくりインフルエンザ予防について

インフルエンザ予防について

今年もインフルエンザが流行し始める季節となりました。北海道および渡島管内でも患者数は増加傾向にあり、今後も流行の拡大が予想されますので注意が必要です。

市民の皆様におかれましては、以下を参考にして、ご家庭や職場等において、適切に対応していただくようお願いいたします。

インフルエンザ警報の発令について(令和5年12月7日)

現在、北海道渡島保健所よりインフルエンザ警報が発令されています。今後、渡島管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、できるだけ人混みをさけることや、発熱時のマスク着用などの感染予防に努めるようお願いいたします。

インフルエンザの流行状況の詳細につきましては「北海道感染症情報センター」をご参照ください。

インフルエンザとは

インフルエンザは、毎年冬季に流行を繰り返している日本最大規模の感染症の一つです。

インフルエンザウイルスの感染を受けてから1日から3日程度の潜伏期間を経て発症します。
発熱(通常38度以上の高熱)・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身の倦怠感などが突然現れ、咳・鼻汁などの症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが一般的で、「かぜ」に比べ全身症状が強いのが特徴です。

乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

インフルエンザ予防のためにできること

インフルエンザ予防接種

インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられています。
かかりつけ医等と相談の上、接種を検討しましょう。

外出した後は手洗いをする

インフルエンザウイルスに感染する要因の1つとして手に付着したウイルスが手を介して鼻や口、目から体内に入ることが挙げられます。そのため、手の清潔を保つことは有効な予防方法になるので外出した後は石鹸で手洗いを行うことを徹底しましょう。また、インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

部屋の乾燥に注意する

空気が乾燥すると、ウイルスの侵入を防ぐ働きが低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%から60%)を保つようにしましょう。

人混みや繁華街への外出を避ける

インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

生活リズムを整える

インフルエンザに感染しないためには自身の免疫力を高めることが重要になってきます。十分な休息睡眠時間の確保バランスの取れた食事など身体に無理をかけないように意識して生活するようにしましょう。

インフルエンザに感染したら

早期に医療機関を受診する

  • インフルエンザが流行している時期に、突然の発熱関節痛のどの痛み鼻汁頭痛などの症状がある時は早めに医療機関を受診するようにしましょう

十分な休養をとる

  • インフルエンザを発症している間の体内は、ウイルスを倒すために体中の免疫機能をフル活動させている状態です。そのため、なるべく体力を消耗しないように安静にすることを心がけましょう。
  • 一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3日から7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれているため、ウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。感染拡大防止のためにも上記の期間は休息をとることが必要です。

水分・栄養分の補給

  • 熱が高い場合、いつもより多くの水分が体の外に出てしまいますので、こまめな水分補給が必要です。その際、糖分の摂りすぎには少し注意してください。また、お茶や水だけでは体に必要なミネラル分が摂れませんので、経口補水液等も飲むようにしましょう。
  • 食事は、食べられる時に食べられる物を口にするようにしましょう。うどんやお粥、ゼリーなど食べやすいものならなんでも構いません。無理をする必要はありませんが、体力を落とさないためにも出来る範囲で食事を摂るように意識しましょう。

咳エチケットを心がける

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみ等で運ばれた微生物を吸い込むことで起こる飛沫感染です。周囲の人にうつさないよう、咳エチケットとして以下を守ることを心がけましょう。

  • 咳・くしゃみが出る時にはできるだけマスクを着用するようにしましょう。マスクを着用していない時に咳・くしゃみが出た場合にはティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、顔を他の人に向けないようにしましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた場合にはすぐ手を洗うようにしましょう。

関連リンク

カテゴリー

このページの先頭へ

トピックス

更新情報

イベント情報