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新駅周辺整備計画について

市が進めてきた新函館北斗駅周辺の整備は、以下の計画等に基づいて実施されました。
 

新駅周辺まちづくりコンセプト

活気が拡がる南北海道クロスエリア北斗

 新駅周辺で活動する人々の賑わいが感じられる「まち」、その賑わいによる生活の豊かさを実感できる「まち」、そしてその活気を南北海道全体へ波及させるまちづくりを目指すこととし、コンセプトテーマを「活気が拡がる南北海道クロスエリア北斗」~北海道の玄関口として交通利便性を生かした、都市活動空間の創出~としました。

 

整備目標

(1) 交通拠点の形成

 本州からの新幹線と道内の都市、観光地を結ぶ道路網との結節点であることから、新幹線新駅を中心に交通利便性を充実させた交通拠点の形成を目指します。

(2) 広域ビジネス拠点の形成

 高速交通ネットワークが形成されることにより、各地への移動時間が大幅に短縮されることから、道央・道南・東北を業務エリアとした広域ビジネス拠点の形成を目指します。

(3) 地場産業振興に資するまちづくり

 交通利便性が格段と向上し交流人口の確実な増加が見込まれることから、道南の農林水産業などの地場産業の振興に資するまちづくりを目指します。

 

整備区域の設定

 北海道新幹線新函館北斗駅は、当時のJR渡島大野駅から約80m函館よりに函館本線に沿って設置されました。

 当時の駅周辺は線路の南側に既成市街地が広がっていたことから、市街地開発も南側に進めることとしました。

 新駅南口から国道227号と道道上磯峠下線との交差点に向けて新函館北斗駅前通を設置し、新たなまちづくりの主要軸としました。

 整備区域は、駅前通を中心に、コンセプトテーマ・整備目標を実現するために必要な、交通施設、商業・業務地を配置し、地区内居住者の移転に必要な住宅地を確保できる区域としました。

 交通施設としては、新幹線・在来線から自家用車、バス、タクシー等へのスムーズな乗り換えを確保できるようレイアウトされた駅前広場、自家用車利用の鉄道乗降客のためのパークアンドライド駐車場の配置、また、商業業務地としては、旅行客のために宿泊・飲食施設やレンタカー等の交通・自動車関連施設、地場産品の直売所等の商業施設の誘致が必要と考え区域を設定しました。

【新駅周辺開発構想図】(新駅周辺開発構想図の拡大図はこちら(PDF 1.02MB)

新駅周辺開発構想図

 

新駅周辺のまち並みデザインコンセプト

新駅周辺のまち並みデザインコンセプト「北の大地のエントランス」

 平成21年2月6日~23日にかけて実施した市民アンケートをもとに、新駅周辺空間デザイン審議会において議論を交わし、コンセプトが決定しました。

 北海道の玄関口という、新駅最大の特徴を全面に出し、全国各地からの乗降客を歓迎し、人々が交流し、賑わいがある場所というイメージを表しています。

 また、「大空の下」という言葉で、開放感を引き立たせ、「自然と共存する」という言葉で自然があふれ、まちの随所に緑があるイメージを表現しています。

 さらに、「やさしいまち」という言葉には、ユニバーサルデザインを取り入れ、人にやさしいまちという意味と、環境に配慮することで自然にもやさしいまちという意味が含まれています。

 

新駅駅舎建物デザインコンセプト

新駅駅舎建物デザインコンセプト「自然と共に呼吸(いき)するモダンで温かみのある駅」

 駅舎建物デザインコンセプトについても、市民アンケートをもとに、新駅周辺空間デザイン審議会において議論を交わし、コンセプトが決定しました。

 周辺の自然に囲まれ、人と自然が互いに支え合いながら共存し、歴史や文化、懐かしさを漂わせ、訪れた人々に故郷のようなあたたかさ、やさしさを感じさせ、やすらぎを与える駅をイメージしています。

新駅駅舎建物イメージ

 

北斗市新幹線新駅周辺空間デザイン審議会の答申を受けて

 平成24年2月24日、デザイン審議会会長から市長へ新駅周辺のまちなみ及び新幹線駅舎のデザインについて、答申書が手渡されました。

 市ではこの答申書に基づき、駅前のメインストリートや駅前広場、公園等の公共施設について、新幹線駅前にふさわしい景観・デザインを意識した整備を実施していきました。

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