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令和6年度北斗市町会連合会管外視察研修

令和6年度【令和6年7月18日(木曜日)から19日(金曜日)】

研修の概要

1 令和6年度北斗市町会連合会管外視察研修について

視察1日目は櫛引八幡宮や八戸市博物館で八戸市の歴史に触れるとともに、町内会活動に先進的な取り組みを行っている八戸市連合町内会連絡協議会と意見交換を行った。
2日目は八戸市の防災施設の見学を行うとともに酒蔵や東北地方屈指の市場である「八食センター」の見学を行った。
参加者は町内会長等(会長代理含む)が34名、事務局3名の37名となった。
2日間、特段のトラブルもなく研修を終えることができた。

2 八戸市連合町内会連絡協議会との意見交換について

(1)概要

町会加入率について八戸市は59.2%(同程度の規模である函館市は48.9%、北斗市は62%)と同規模の自治体と比較すると高い加入率を維持している。
海洋に接する面積が大きいこと、セメント会社、新幹線駅を有することなど当市との類似性が多い自治体である。

(2)八戸市の町内会組織について

462の町内会が中学校区(=公民館地区)を基本とする38の連合町内会(当市の地区連に相当する)に所属、これを取りまとめる組織が八戸市連合町内会連絡協議会(当市の町会連合会に相当する)となる。会長1名、副会長2名、理事7名で構成され、八戸市市民連携推進課内に事務局(職員が事務局を兼務)が設置されている。
平成20年から各連合町内会に地域担当職員を2名配置し、行政とコミュニティの橋渡し役としている。
八戸市の加入促進の取り組みとして様々なイベントの際に連合会が町内会の加入促進について街頭啓発を行い、アパート居住者の加入促進をすすめるため不動産関係団体との意見交換を行っている。
また、町内会のデジタル化等について単位町内会にアンケート調査するとともに、イベント等で一般市民に町内会に関するアンケートを実施し、結果を還元している。2つの調査から浮き彫りになったこととして、町内会長(60代以上が9割を占める)はデジタル化の必要性を感じているのが2割にとどまっていることに対し一般市民は7割がデジタル化を求めていることから、町内会と市民の間でデジタル化の必要性について温度差が発生していることが判明した。この結果は八戸市特有のものではなく当市においても大いに参考になると思われる。
八戸市のユニークな取り組みとして連合町内会(当市の地区連に相当)を対象に、地域の課題解決や活性化を目的としたプロジェクトに補助金(補助率80%、補助限度額50万円)を支出する「地域の底力実践プロジェクト促進事業」がある。具体的なソフト事業を補助対象とすることがユニークであり、連合町内会はこの事業を使って長らく失われていた地域の伝統的な踊りを再興し、ニュースポーツを中心とした運動会を実施するなど具体的な成果が生まれている。

八戸市連合町内会連絡協議会HP

3 事後アンケートについて 回答数22(回答率64.7%)

4 研修の様子

研修 研修
意見交換会の様子
研修 研修
懇親会の様子

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