令和6年第2回定例会

一般質問のあらまし

水上務 議員

 水上務議員

1. 新幹線函館駅乗り入れに関する件 

 北海道新幹線函館駅乗り入れについて、函館市が北海道やJR北海道に対し調査結果報告等を行っていると報道等でありましたが、北海道新幹線建設促進道南期成会として何か動きはあるのか。
 また、新幹線函館駅乗り入れについて北斗市への影響等はあるのかお尋ねいたします。

2.土木行政に関する件

 添山29号線のコンクリート舗装が令和5年度に完成されましたが、近年、10トン車以上の車両の通行が増えていることから、舗装の摩耗が懸念されます。
 そこで、10トン車以上の車両を通行制限すべきと思いますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

3.庁舎内の書類保管に関する件

 庁舎内の各課において書類が散乱しているのが見受けられます。
 さらには、職員の机の足元にまで書類が積まれている状況です。
 そこでお尋ねいたします。
 書類の保管場所に空きはないのか。
 空きがないのであれば新たに文書庫を建設すべきと思いますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

工藤秀子 議員

 工藤秀子議員

1. 人口減少及び消滅可能性自治体に関する件 

 先日の報道で、経済界有志らでつくる民間組織「人口戦略会議」の報告で将来的に全国の40%超に当たる744自治体で、2050年までに20代から30代までの女性が半減し、「最終的には消滅する可能性がある」との分析が公表されました。
 道内では全体の65%超に当たる117市町村が対象となり当市もその対象になっております。
 「人口戦略会議」では国や自治体に対し地域ごとの人口減の要因を踏まえた対策を求めたとありました。
 発表されて間もないことですが、今後の対策や事業をどのようにお考えかお尋ねいたします。

2. 酪農に関する件 

 昨今、ウクライナ危機や円安等による輸入飼料の高騰で畜産経営は厳しさを増しており、離農も加速していると同時に高齢化と後継者問題も顕著に現れているではないかと思います。
 北斗市でも他人ごととは思えません。
 そこでお尋ねいたします。

(1) 北斗市内の令和5年度分の生乳出荷戸数及び肉牛出荷戸数をお知らせください。
(2) 市営牧場の令和5年度分の利用状況(種類別及び市内外別)の頭数をお知らせください。

宮川勇 議員

宮川勇議員

1. 池田市長の政治姿勢に関する件

 令和5年第2回定例会での私の一般質問(池田市長のコロナワクチン接種に関する件)においての、市長の答弁に関し、質問いたします。
 答弁内容は、私を含め、当該医療機関に対し、威圧的とも取られるような内容であり、到底見過ごすことはできません。
 以下について、質問いたします。

(1) ワクチン接種の際、病院までの交通手段に公用車を使用したと思いますが、ワクチン接種という個人的な用件に公用車を使用することは適切と考えるのか。
      また、職員が接種する場合も公用車を使用することは可能なのか。
(2) 市長は、病院側が個人情報を漏らした可能性が非常に大きいのではと思っていると言っておりますが、その根拠は。
(3) 当該医療機関に対し、監査なり、何らかの接触を図るとありますが、この意味するところはどんなことなのでしょうか。
  また、監査なり実施したのでしょうか。
(4) 昨年4月の選挙において、私の作成したチラシに対し、虚偽、誹謗中傷、名誉棄損に当たり、しかるべき機関に相談する。と発言していますが、この意味するところはどんなことでしょうか。
  また、実施したのでしょうか。

仲村千鶴子 議員

仲村千鶴子議員

1. がん対策(アピアランス支援)に関する件

 国の指針となる第4期がん対策推進基本計画が令和5年3月に閣議決定されており、その中で、がんとの共生ということがうたわれております。
 以前でありましたら、がんになって、がんの治療を進めながら仕事をしていくというのは珍しいことでしたが、今は治療を受けながら普通の生活を送るケースが増えてきております。
 ただ、がんの治療をしたことによって、様々な弊害が起きてきます。
 そこで、アピアランスケアですが、アピアランスとは、外観や人の容貌という意味で、それをケア・支援することで、具体的にはがん治療による外見の変化、心理的負担をカバーする支援です。
 薬物療法による脱毛や、乳がん治療による乳房の形状の変化は患者にとって心身ともに与える影響が大きく、負担を軽くするため医療用ウィッグ等の購入費の助成を行う自治体が全国的に増えています。
 患者に寄り添うアピアランス支援について、当市の見解をお伺いします。

日笠朝子 議員

日笠朝子議員

1. 北海道新幹線トンネル工事掘削発生土に関する件

 北海道新幹線の開業が予定の2030年より数年単位で遅れるという発表がありました。
 北海道新幹線トンネル工事掘削土の要対策土を受け入れた村山地区受入地では、2年以上にわたり地下水から国の基準値を超えるセレンが検出され続け、昨年8月にセレン浄化システムを建設し、現在稼働中です。
 また、村山地区受入地で受け入れる条件を満たさない発生土を拡張により受入土量を拡大した柳沢地区仮置場に搬入しています。
 北海道新幹線開業まで、時間の猶予ができたのですから、改めて丁寧に掘削発生土の安全な処理を考えて取り組んでいただきたいです。
 そこで、以下の点についてお伺いします。

(1)セレン浄化システムの稼働状況についてお知らせください。
(2)村山地区受入地におけるモニタリング孔B-3、B-3-1、B-5の2月20日以降の検査月日ごとのセレン数値と地下水位をお知らせください。
(3)柳沢地区仮置場の拡張状況についてお知らせください。
(4)柳沢地区仮置場における地下水モニタリングのB-4、B-5と拡張工事によって新たに増えたモニタリング孔があれば、そこの2月20日以降の検査月日ごとのセレン数値をお知らせください。
(5)柳沢地区仮置場に搬入されている発生土の直近の重金属濃度についてお知らせください。
(6)天狗工区、台場山工区に置かれている仮置き土の直近の重金属濃度と保管状況についてお知らせください。

2. 文月・向野地区におけるワインを核とした地域づくりに関する件

 地球温暖化により、本州やフランスなどブドウ産地の収穫量が減少し、新たな産地として北海道が注目されています。
 北斗市では、文月地区に日の当たる東斜面の山があることから、ブドウが植えられるようになり、文月・向野地区にブドウ畑が広がっています。
 また、国の農山漁村振興交付金を採択されるまでになりました。
 しかし、国や市の補助金を受けるのは、市外からの参入者が主であり、地域の農家はワイン・ブドウ振興に関してまだ恩恵を受けていないように思います。
 市は、技術を持った参入者に力を入れ、その成果を待つだけではなく、今のうちから文月・向野地区の農地や農業者にブドウ栽培を奨励して地域全体でワイン作りに取り組む支援をするべきだと考えます。
 そこで、以下の点についてお伺いします。

(1)農山漁村振興交付金で採択された事業の進行状況について。
(2)文月地区における農泊施設事業者についてですが、事業者が安定的に経営できるよう、市が農泊施設事業者と地元の農家の交流の場を設定し、生産や経営のノウハウを学べるような支援が必要と考えますが、市長の見解をお聞きします。

前田治 議員

前田治議員

1. 教育長の進める教育行政に関する件

 川原教育長は、今年の第1回定例会で議会の同意を受け、3月30日より北斗市の教育行政の責任者として業務に当たっておられます。
 就任後間もなく、多忙と緊張の日々とは思われますが、教育行政については課題が山積している現状でもあります。
 以下の点について、教育長の基本的な考えをお知らせください。

(1)教員の働き方の現状と今後の方向について。
(2)中学校部活動の地域移行の取り組み状況と今後の方向について。
(3)学力テストへの認識について。
(4)学校統廃合の方向と課題について。
(5)「音楽のまち・ほくと」の取り組み状況と今後の方向について。

2. 自衛隊への個人情報提供に関する件

 市民の個人情報を自衛隊に提供していた問題について、昨年12月の定例市議会で私が一般質問したところ、本人の承諾を得ないまま、高校卒業見込みの18歳と、大学卒業見込みの22歳全員の名簿を自衛隊に提供していたことが明らかになりました。
 私は、「市が市民から預かっている個人情報をしっかり管理し、守ることは市長として最低限のこと。
 提供義務もないのに、本人の承諾なしに第三者に提供するということはあってはならない」と主張し、提供しないよう求めました。
 それに対し副市長は、「他の自治体の取り扱い状況も含めて、何らかの適切な配慮を今後講じていくべき方向で検討していく」との答弁でしたが、結論は、「自衛隊への個人情報の提供を望まない方に配慮が必要との判断から本人等の手続きにより、提供する名簿からの除外申請ができるようにする」、「市民への周知方法は、広報3月号及び市のホームページで行う」というものでした。
 この結論に至った理由をお知らせください。

3. 毒毛虫の大量発生に関する件

 昨年、大量発生した毒毛虫により、激しいかゆみに襲われる被害が多数ありましたが、今年も昨年をしのぐ勢いで発生していると思われます。
 以下の点についてお伺いします。

(1)現在、市内での毒毛虫の発生状況と被害状況について。
(2)毒毛虫の種類と毒性について。

髙村智 議員

髙村智議員

1. 市長交際費に関する件

 各自治体では、首長に対しての交際費を予算化しています。
 主に、「慶弔費」、「会費」、「贈答品」、「賛助金」などに支出するものだと考えますが、以下の点で北斗市の考え方はどのようになっているのかお知らせください。

 (1)  多くの自治体で交際費を公開しています。
 北斗市もより透明性を高めるためにも公開するべきだと考えますが、市長の考えをお聞かせください。
 (2)  市長交際費は、現在どのように使われているのかお知らせください。
 (3)  税金で昼食・夕食代、酒代を支払うのはやめませんか。
 もう時代は令和です。
 会社の接待も新型コロナウイルス感染症がまん延した以降、減っている傾向です。
 税金での飲食費は姉妹都市や提携都市のような関係性以外やめるべきと考えます。
 市長の考えをお聞かせください。
 (4)  市長就任時からの市長交際費の支払い金額と、そのうち、飲食費として支出した金額、香典代として支出した金額をそれぞれ年度別にお知らせください。

2. 公用車に関する件

 市長や職員が公務で移動するために公用車を用意し、運転していると思います。
 そこで以下の点で北斗市の考え方をお聞かせください。
 
 (1)  公用車を使用するに当たっての規則はどのようになっているのかお知らせください。
 (2)  市長の出退勤時の公用車での送迎はやめませんか。
 全国各地の自治体でも、これからの財政状況の不安に備え、送迎をしていない自治体が増えています。
 特に、これからの財政状況を考えると職員の働き方改革がうたわれている時代、通勤時の利用はやめるべきと思いますが市長の考えをお聞かせください。
 (3)  朝の通勤時間と、様々な会合などによる17時以降の送迎による運転手の職員の時間外手当は必ず支払われていると思いますが、毎朝の時間外手当は年間いくらなのか。
 また、17時以降の時間外手当は年間いくらなのか市長就任時から年度別でお知らせください。
 (4)  公用車で冷房がない車両は全体の何%ありますか。
 除雪に使用する車両以外でお知らせください。
 また、FM放送を受信できない車両は何%あるかお知らせください。

新関一夫 議員

新関一夫議員

1. 北斗市防災ラジオに関する件

 本年5月18日に上磯高校で「1日防災学校」が開催されました。
 その中で防災講話の一つにFMいるかのパーソナリティー中野由貴さんのお話がありました。
 「地域ラジオの役割と活用」のテーマで、災害発生時には災害放送に切り替えて放送することや、なじみの声は勇気や、心の支えになることから「声の力」の有用性、流言やデマの防止に役立つことを話されました。
 また、北斗市防災ラジオにも言及され、「毎月第1金曜日の12時」に起動試験放送を行っていることも話されていました。
 さて、改めて広く市民に防災ラジオを配布すべきとの立場から以下質問いたします。

(1)防災ラジオ導入に当たり、5つの基地局を整備しているがその総額はいくらか。
(2)市は、約4,100万円で4,000台の「防災ラジオ」を購入しているが、直近で何台のラジオが無償貸与で市民の手に渡っているのか。
(3)無償貸与した台数のうち、75歳以上の世帯に配布した台数は北斗市全体の75歳以上の世帯の何パーセントに当たるのか。
(4)市は1台1万1,000円で希望者に販売しているが、これまでに何台販売されたのか。
(5)防災ラジオの導入状況は、市の当初の予定通りなのか。
(6)改めて、希望する全世帯に「防災ラジオ」の無償貸与をすべきと考えるが、考えをお聞きします。

2. 北斗市観光振興プランⅢに関する件

 本年3月に「北斗市観光振興プランⅢ」が発表されました。
 作成に携わった「観光振興プラン市民検討会議」の皆さま、大変ご苦労様でした。
 さて、北海道新幹線開業に併せ、市は観光協会を法人化し、これまで観光振興に取り組んできました。
 様々な批判をすることは簡単ですが、「観光業」のなかったこの街で観光振興を図ることの難しさは十分に理解できるものです。
 しかしながら、費用対効果の考えも必要と考えます。
 観光関連の支出は多岐にわたり、地域振興との兼ね合いもあり、非常に見えにくいものとなっています。
 以下お聞きします。

(1)令和5年度の観光交流センター本館・別館・立体駐車場・平面駐車場の維持管理費、西側公園を含む植栽管理費はそれぞれいくらか。
(2)令和5年度の観光協会に対する補助金額、併せて観光課職員の人件費はそれぞれいくらか。
(3)ホワイトイルミネーションを含む、新駅周辺イベントの実施費用はいくらか(観光協会・北斗市が支出した額)。
(4)観光振興プランⅢ   第3章「施策の考え方と具体的な取り組み」に基本方針1~5まで示され、それぞれ「施策」が示されていますが、この施策は具体的にどなたが担うのでしょうか。
(5)4本柱の一つである「スポーツ合宿」については、以前にも質問しましたが、昨年度はいくつの団体が本市に来たのか。
 また、地元選手との交流会、あるいはスポーツ教室等を実施した団体数はいくつか。

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