令和4年第1回定例会

一般質問のあらまし

工藤秀子 議員

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1. 安心・安全な便利で暮らしやすいまちづくりに関する件 

  1.   市内の公共施設におけるトイレについては、地域住民や施設利用者のニーズに対応した設備を設置していることと思いますが、先日、市民より総合分庁舎の前にあるトイレが洋式ではあるものの便座が冷たくて大変なので何とかならないかとの話がありました。
     そこでお尋ねいたします。
    ア   総合分庁舎前のトイレの状況
    イ   現在、北斗市で管理している公園・緑地施設のトイレの状況
    ウ   北斗市内の小学校・中学校のトイレの状況
  2.   第2次北斗市総合計画、令和3年度実施計画の不法投棄対策事業で、不法投棄パトロールの強化、監視カメラの活用などにより不法投棄の抑制を図るとあります。
     不法投棄は、捨てる人のモラルの問題にはなるかと思いますが、見逃すことはできません。
     令和4年度の不法投棄対策事業の方向性をお知らせください。

 

伊藤洋平 議員

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1. アウトドア活動振興に関する件

 アウトドア活動は、自然との触れ合いを通じて北海道らしいライフスタイルを提供するとともに、心に豊かさや潤いを与え、個性豊かな人材を育み、魅力あふれる地域づくりに貢献し、将来の北海道の自律的な発展を牽引する大きな可能性を有しています。
 最近では、新型コロナウイルスの発生により、おうち時間が増える中、3密を回避できる広い大自然の中で楽しめるアウトドアが再びブームとなっています。
 北海道でも豊かな北海道を将来の世代に引き継ぐとともに、アウトドア活動の持っている可能性を最大限に生かした地域づくりを進めるため、平成13年に制定したアウトドア活動の振興の基本的な方向を示す「北海道アウトドア活動振興条例」の第7条第1項の規定に基づき、アウトドア活動の振興に向けた北海道の施策の方向性を明らかにする「北海道アウトドア活動振興推進計画」を策定しています。
 北斗市におきましても、きじひき高原キャンプ場、上磯ダム公園キャンプ場、湯の沢水辺公園キャンプ場などすばらしいキャンプ場があり、これらのキャンプ場及びアウトドア施設のさらなる利活用を促し、地元の方たちや観光客の方たちに利活用していただくことは、年々増加傾向にあるアウトドア需要を後押しし、持続的な観光振興として発展していくものと考えます。
 そのようなことから次のことをお伺いします。

  1.   過去5年間の各キャンプ場の利用状況を分かる範囲でお伺いします。
  2.   北斗市にある既存のキャンプ場やアウトドア施設などを生かした取り組みについて、現在行われている施策及び令和4年度以降に実施を計画されていることなどがありましたらお伺いします。
  3.   学校教育におきましても、新型コロナウイルス感染症対策が続き、様々な行事が中止されている中で、アウトドア施設を生かした取り組みなどを実施することで、新たな学びの創出や学校生活の思い出づくりにもなると思いますが、学校教育においてのアウトドア施設を利用した行事など、現在行われていることや、今後計画されていることがありましたらお伺いします。

 

仲村千鶴子 議員

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1. 子宮頸がん予防ワクチンの定期接種に関する件

 子宮頸がんは子宮の入り口部分である子宮頸部にできる「がん」で、今も年間約1万人近くの女性が子宮頸がんにかかり、約2,800人もの女性が亡くなっています。
 子宮頸がんの原因であるHPVの感染を防ぐHPVワクチンは国の2011年度から基金事業を経て、2013年に定期接種となり、小学6年生~高校1年生相当の女子は接種を希望すれば無料で接種が可能となっています。
 一方で、2013年6月より国は積極的勧奨を差し控えるとしたため、多くの自治体が対象者への通知をやめてしまい、基金事業の際に7割近くあった接種率が1%未満にまで激減しておりました。
 令和3年11月、厚生労働省が開催した専門家会議で、最新の知見を踏まえて、改めてHPVワクチンの安全性が他の定期接種のワクチンと比べて特に低いわけではないことが確認され、接種によって子宮頸がんを予防できるという有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
 これを踏まえ、令和3年11月26日、積極的勧奨を再開することが決定いたしました。
 そこでお伺いします。

  1.   当市における令和2年度と令和3年度の対象者数、接種者数をお伺いします。
  2.   積極的勧奨に対する当市の今後の対応をお伺いします。

2. 男性の育休取得に関する件

 2021年9月に改正育児・介護休業法が閣議決定され、2022年4月より、いよいよ「男性育休」が段階的に施行されます。
 夫婦でも共働きが当たり前になっている現代において、男性が育児に参加する環境の整備は大きな意味があると言えます。
 また、子どもを産み育てやすい環境づくりも前進するのではないでしょうか。
 国連児童基金(ユニセフ)が2019年に発表した子育て支援策に関する報告書では、調査対象となった41カ国中、育休の取得可能な期間と給与保障の面で日本は1位でしたが、2019年度の男性の育休取得率は7.48%にすぎず、先進国では最低水準です。
 政府は男性の育休取得率を2025年までには30%にすることを目標にしているようです。
 そのためには官民挙げた強い覚悟で取り組む必要があると考えますが、当市としての見解をお伺いします。

 

白石勝士 議員

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1. 防災に関する件

 我が北斗市は比較的自然災害の少ないまちであると思いますが、昨年11月の大雨のように災害と無縁ではありません。
 また、ひとくちに北斗市と言っても平野、海岸、中山間地と異なる対応が求められる地域を抱え、地勢の一部は隣接した市町と共有しているため災害が広域化する可能性もあります。
 これらを踏まえて以下の点について市長の考えを伺います。

  1.   防災対策の地域特性について
     地域ごと災害の可能性や避難行動が異なるため、対策の優先順位も変わってくる。
     基本的には地域ごとにそれぞれ考えるべきと思うが、サポートが必要ではないか。
  2.   防災訓練の充実について
     防災情報を網羅した北斗市防災ハンドブックという素晴らしい資料が配付されているが、これを積極的に活用した防災教育などを行ってはどうか。
     また、昨年12月に実施された北海道総合防災訓練について、その成果はどうであったか。
  3.   防災対策の広域連携について
     大津波の発生時は、基本的に海岸から離れる方向に避難が求められるが、その場合、避難すべき方向には七飯町があり、一部の市民はそこへ向かうのではないか。
     また、駒ケ岳が噴火した場合は南渡島消防事務組合を構成する1市2町のうち、七飯町と鹿部町の2町が大きな影響を受けると考えられるが、我が北斗市も無関係ではいられない。
     大災害は被害も広域化するため、今後ますますの広域連携が重要と考えるがいかがか。

 

前田治 議員

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1. 介護職員、児童クラブ職員等処遇改善に関する件

 国は、「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に基づき、福祉・介護職員、保育士、幼稚園教諭、放課後児童支援員、医療機関の看護職等を対象に、賃上げが継続される取り組みを行うことを前提として、今年2月分より収入を3%程度(月額9,000円)引き上げることとしています。
 以下の点についてお伺いします。

  1.   本経済対策の概要について。
  2.   北斗市が申請受付窓口となる業種は何か。
     また、現在までの進捗状況について。
  3.   北斗市内の事業所のうち、北海道が申請受付窓口となる業種は何か。
     また、現在までの申請状況について。

2. 北斗市における温暖化対策に関する件

 地球温暖化対策の推進に関する法律では、温暖化が地球全体の環境に深刻な影響を及ぼすことから、温暖化防止が人類共通の課題だとした上で、地方公共団体に対し「地方公共団体実行計画」を策定し、社会経済活動などによる温室効果ガス排出量の削減等を促進するための措置を講ずるよう求めています。
 池田市長は、国連が呼び掛けたSDGs「持続可能な開発目標」の考えをまちづくりに生かす様々な取り組みを進めていますが、温暖化問題は重要な目標の一つと考えられます。
 以下の点についてお伺いします。

  1.   策定が義務付けられている、地方公共団体実行計画(事務事業編)の策定及び実施状況について。
     また、今後の計画について。
  2.   国は、中核市未満の市区町村地方公共団体に対しても、実行計画(区域施策編)の策定及び実施の努力を求めていますが、市長の考えについて。

 

髙村智 議員

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1. 文月地区におけるワイナリーやレストランなどの地域振興策に関する件

 平成25年に植え付けが始まったブドウ畑から、いよいよワイナリーに着手するための準備が進められております。
 さらに、世界でも有名なシェフがレストラン計画に入るなど、併せて4件のプロジェクトがあると聞いております。
 この規模の計画は、今まで北斗市で行ってきた地域振興策や観光客誘致、経済対策などと比べても、大変魅力的な内容がぎっしり詰まったものと感じます。
 市がこの計画をきっかけとして何をするのかが、今後の北斗市の「未来のカタチ」につながるものと期待せざるを得ません。
 そこで、市としても文月地区の周辺整備に着手し、観光プランニングや子どもたちの遊び場となるような小動物公園など、積極的に展開してはと思いますが、市長の考えをお聞かせください。

2. 市内の公共施設の管理や修繕に関する件

 たくさんの公共施設がある中で、毎年いろいろな箇所を点検設備、修繕しながら市民に利用していただいております。
 しかし、所々気になるところを市民から指摘されているのも現状です。

  1.   北斗市運動公園野球場の土に関して、野球関係者から毎年問い合わせがあります。
     大会を開催するに当たり、雨天時でも試合続行させるために水を吸い取った後に、グラウンドに備えてある砂を入れます。
     一時的な対応であればその場はいいのですが、後日、砂を取り除かなければ選手のけがにつながります。
     現状は、そのあたりの認識がされていないようでそのままになっていますが、グラウンドの土と同じもので整備することにより、選手のけが予防になると考えます。
     長寿命化計画と併せて考えをお聞かせください。
  2.   令和2年度より市内公共施設のLED化工事が進んでいます。
     LED化は電気代の削減になり、明るさも蛍光灯よりも良く、子どもたちからも好評と聞いています。
     LEDに変更したことによる電気料金の削減金額と今後の計画をお知らせください。

 

新関一夫 議員

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1. 地域振興に関する件

 足かけ3年にわたる新型コロナウイルス感染症の影響により、日本経済はもとより、地域経済も多大な影響を受けてきました。
 国・地方も様々な救済措置を施してきましたが、一方で「コロナ後」を見据えた経済活性化策が求められています。
 「雇用を創る」、「雇用を守る」ことが「生活を守る」ことにつながっていく思いから、以下何点かお聞きします。

  1.   一次産業に関する件
    ア   農業について
     様々な課題があることは認識していますが、令和3年第6回臨時議会で「令和4年度の米政策に関する意見書」として、水田活用の直接支払交付金の急激見直しにより、生産者が大きな影響を受けることを懸念し、地域農業振興や生産現場の意見も踏まえた運用となるよう意見書を採択し、国に提出しました。
     転作が定着した水田支援の見直しなどは、今後、農業者にとっても大きな問題となることと思いますが、市として今後どのような考えでいこうとするのかをお聞きします。
    イ   漁業について
     組合員数が激減している現状に関し、議会においても様々議論されてきました。
     また、これまでも上磯町時代から種々の補助事業を行ってきましたが、その成果についての考えをお聞きします。
     重ねて、私は単に補助事業のメニューを増やすのではなく、「選択と集中」を目指すべきと考えます。
     限られた海面で何をなすのがベストなのか、漁業者とよく協議しながら抜本的な事業を構築していくべきと考えますが、考えをお聞きします。
  2.   文月・向野地区でのワイン生産等に関する件
     私は、企業誘致が厳しい現状であると考え、当地がワイン醸造用のブドウの生産に適しているとの認識から、積極的にワイン生産活動を後押しすべきとの立場でお聞きします。
     当市のワイン生産に関しては、フランスでワイン醸造を学ばれた農楽蔵の佐々木夫妻が農業新規参入者支援事業で約9年前に当地で醸造用ブドウの栽培を始められたことが契機と記憶しています。
     現在、函館市にて醸造を行っていますが、ブドウ畑のあるところでワイナリー、オーベルジュ等を展開したい旨を伝え聞いております。
     また、複数の方が当地にてブドウ栽培を含め、同様の考えを持っている方がいるやにお聞きしています。
     現在までの経緯、今後の見通し、考えについてお聞きします。
  3.   観光振興に関する件
     観光産業がほとんどなかった当市ですから、観光振興を図ることが難しいと十分に理解しています。
     しかし、新たな成長を見込むときに、観光振興が当市にとって重要な位置を占めていることもまた、一致した見方だと考えます。
     北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業し、はや6年がたとうとし、札幌延伸までも約9年となりました。
     これまでも私を含め、複数の議員が観光振興・新駅周辺整備の議論をしてきました。
     また、子ども議会でも幾度も取り上げられてきました。
     しかしながら、市は一貫して「民間が行うことに対する補助はする」との姿勢で自ら行うことはない、という回答です。
     本当にそれだけで良いのでしょうか。
     例えば、駅前ロータリーは北海道の施設であることは理解していますが、タクシープールの移設、バスの侵入経路の移設だけで駅前広場ができます。
     様々な使い道が考えられるのではないでしょうか。
     一方、観光振興を主体的に担ってもらうために一般社団法人化した観光協会は、その任を果たしているのでしょうか。
     その協会に対し、「長い目で見て育ててほしい」との議会での答弁が過去にありましたが、何のために法人化したのでしょうか。
     官だけでは担えない、民間の知恵、経験、活力を生かしてもらうために組織されたのではないでしょうか。
     その組織の事務方のトップに官から人材を派遣しているのは本末転倒と言わざるを得ません。
     市として、観光協会に何を期待し、どうしていくことが望ましいと考えるのかをお聞きします。

2. 入札等に関する件

  1.   建設部関係の入札において、北斗市では予定価格の事前公表が行われています。
     また、ほとんどの落札価格が97~99%の高い落札率であったことは周知の事実です。
     地元の雇用を守るために高い落札率でも良しとされてきたのかとの思いもありますが、事前公表をしている自治体は少数派になっている現状に鑑み、どのように考えるのかお聞きします。
  2.   物品購入等の指名競争入札について
     建設部関係の指名競争入札は、大規模工事以外市内業者だけの入札ですが、物品購入等においてはどのようになっているのか伺います。
     また、その選考基準についてお知らせください。
  3.   随意契約の運用、基準についてお知らせください。

 

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