一般質問のあらまし
髙村智 議員
1. 北斗市の課題解決に向けた今後の取り組みと方向性に関する件
令和3年第3回定例会の栃木議員の通告に対して、2期目も担わせていただければと市長は答えていました。
市長は、現在の北斗市の課題と今後このまちをどのような方向に導いていこうと考えているのかお聞かせください。
- 人口減少対策と少子高齢化について(函館市・七飯町との人口減数の比較)
- 企業誘致について
- 学童保育について
- 待機児童と保育士の人材不足について
- 子どもの貧困について
- 教員の働き方改革について
- 観光事業について
- 市職員の労働環境について
- 1次産業の後継者問題などについて
- 新函館北斗駅周辺について
- LGBTQへの取り組みについて
工藤秀子 議員
1. 街灯施設等補助金に関する件
市役所より、水銀に関する水俣条約の採択に伴い、2021年より水銀灯(ランプ)の製造・輸入が禁止、供給量も減少することが予想されることから、当該ランプを管理している各町内会・自治会は、計画的にLED化を進めるようにと通知がありました。
そこで、市内の町内会・自治会の要望状況と市としての今後の考え方をお知らせください。
2. 災害対策事業に関する件
今年7月~8月にかけて、記録的大雨により、特別警報が出され厳重な警戒を余儀なくされ、河川の氾濫、土砂災害など各地の被害が報道されました。
当市でも、11月2日~3日に大雨警報(洪水・土砂災害)が発令され、指定された地域に避難指示が出され、開設した避難所には、避難者も来られたと報告がありました。
当市では、防災計画等で備蓄品や災害対応資機材は確保されていると思いますが、指定福祉避難所の設置状況と避難行動要支援者対策の状況をお知らせください。
水上務 議員
1. 谷川小学校の児童減少傾向に関する件
谷川小学校の児童が減少傾向にあるため、谷好2丁目の工業地域を住居専用地域へ用途変更するべきであると考えますが、いかがですか。
市長の所見をお伺いいたします。
渡野辺秀雄 議員
1. 北斗市の自治会・町内会に関する件
少子高齢化の今、自治会・町内会においても様々その影響が出て来ております。
北斗市の86ある自治会・町内会においても、町会運営に支障を来しているところもあるものと考えます。
私の加入している町内会でも、今後5年先の町会運営に黄色信号がともっております。
まず、除雪ボランティアの皆さんの平均年齢は73歳、最高齢は81歳です。
2015年に朝日新聞が行った町内会に対する意識調査によりますと、「自治会・町内会は必要ですか?」の問いに対し、必要(どちらかといえば必要)が889人、どちらでもないが107人、不要(どちらかといえば不要)が971人、6年前の調査ですが、今でもその流れは変わらないと思っております。
町内会の活動は多岐にわたります。
中でも、災害時の共助は町内会の大切な役割です。
しかし、都会では、解散する町内会があると聞きます。
北斗市でそのようなことはないと信じたいのですが、毎年入会者が減り、役員の成り手不足など、5年先、10年先はどうなるのだろうと危惧をしております。
私も、あと5・6年は町会発展のため頑張っていきたいと思っておりますが、市長は、自治会・町内会の現状と今後について、どのように考えておられるのかお聞かせください。
2. 福祉灯油に関する件
世界的な原油高騰に伴う石油製品の値上がりが進んでおります。
家庭用灯油の平均価格が1リットル当たり、前年比37%増の112円~113円で11カ月連続で上昇、13年ぶりの高値で推移しております。
昨年に比べ、1世帯当たりの負担は2万1,000円増となり、コロナ禍で収入が落ちた家庭にとっては大変な出費につながっていきます。
社会福祉協議会で毎年行っている、「福祉灯油」の助成対象世帯の枠を広げるために、市としても手立てを講じる考えはないかお伺いいたします。
白石勝士 議員
1. 市営住宅の除排雪に関する件
毎年冬期の除排雪は切実な問題です。
個人の敷地の除排雪はそれぞれの住人の自助努力によって除排雪を行い、市営住宅についても同様の考え方で問題の解決が図られてきました。
しかし、今日のような人口減少社会において、住人同士の協力を前提とした方法はいずれ限界が来るものと思われます。
そこで市営住宅の除排雪について、それぞれの自治会等に任せるだけでなく、行政の積極的な関与が必要になると考えますが市長のお考えを伺います。
2. 道路行政に関する件
道路は市民生活や地域経済にとって極めて重要なインフラであり、その整備や維持には不断の努力が必要であると考えます。
我が北斗市内にも改良や整備が必要な道路がいくつもありますが、ここでは以下の2カ所について現状の認識と今後の取り組みを伺います。
- 国道227号と道道1164号北斗追分インター線及び追分線の交差点のズレについて
- 久根別停車場線のうち、久根別2丁目10番から21番62号付近の狭い箇所について
前田治 議員
1. 豪雨災害に関する件
11月2日、道南を襲った豪雨は、北斗市においても100ミリメートルを超え、茂辺地・石別地区には土砂災害警戒情報、レベル4相当が発令され、避難所が設置されるなど、緊急の対策が行われました。
幸い人的被害はありませんでしたが、家屋への浸水や農作物冠水、流木等による漁業被害、土砂崩れなどの被害をもたらしました。
地球温暖化に伴う気候変動が叫ばれる中、各地で豪雨災害が頻発しており、当市における災害も温暖化問題と関連付けられずにはおられません。
今後も同規模あるいはさらに大きな災害に見舞われる可能性も十分考えられることから、今回の災害を教訓として今後の対策に活かしていくことが重要と考えます。
以下の点についてお伺いします。
- 市の報告では、床上浸水2件、床下浸水18件、農作物冠水5件となっておりますが、被害のあった地域ごとの主な原因について
- 今回の災害に伴う市の対策本部の設置、職員の配置体制、行動内容について
- 今回の災害の教訓及び今後どのように活かすべきかについて
2. 介護保険制度に関する件
介護保険は2000年(平成12年)にスタートし21年目を迎えています。
介護保険法第1条では、制度を利用する方々が「尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」とうたわれています。
しかし、連続する介護保険料の引き上げや介護サービス内容の後退など、制度をめぐる環境は厳しさを増す一方です。
以下の点についてお伺いします。
- 北斗市における期別の介護保険料基準額の推移について
- 北斗市における第1号、第2号被保険者数の推移について
- 第7期保険料が大きく上昇した要因について
- 第8期保険料の引き上げを行わなかった要因について
- 今年8月から実施された補足給付の見直し内容と入居者負担の影響額について
新関一夫 議員
1. 当市の防災体制に関する件
先般、11月2日、道南地域を豪雨が襲い、国道の通行止め、道路の冠水、床上・床下浸水などが発生し、当市においても当別・茂辺地地区の一部に土砂災害警戒情報に基づき「避難指示」が出されました。
幸いに、結果として大きな被害は出ませんでしたが、以下の点についてお聞きします。
- 当市は幸いなことに大規模地震や津波、土砂崩れなどによる大きな災害に見舞われることがありませんでした。
それに備えることはもちろん重要ですが、当市の災害はそのほとんどが内水面の水位上昇による災害だと考えます。
過去20年間の内水による被害の時期と地域、被害状況をお知らせください。 - 上記の災害に対応するように排水ポンプや非常用電源などを整備してきましたが、改めてその経過をお知らせください。
- 災害避難用物資の備蓄状況(品名・量・保管場所)についてお知らせください。
また、物資の保管場所について、当市は拠点施設を設定して対応することにしていますが、具体的な搬送の方法についてお知らせください。
重ねて、拠点施設を設定して対応するのと、避難所ごとに物資を保管しておくことの考え方についてお知らせください。 - 当市の災害対策体制について、具体的にどのような手順で対応しているのかをお知らせください。
- 11月2日に出された避難指示対象者は、1,204世帯・1,754名でしたが、実際に避難された方は76名にすぎませんでした。
対象者に対する周知の方法を含め、どのように考えているのかお知らせください。 - 2日午後8時くらいに茂辺地住民センター(避難所)に伺いましたが、避難者の方は2~3名で「雨が上がったのでほとんどの避難者は自宅に戻った」とのことでした。
幸い何事もなく済みましたが、強制力のない「指示」で、住民の自主判断によることは理解していますが、土砂崩れ等は、時間差で発生する可能性は知られていることです。
「避難指示」が発令されてから3時間ほどで「雨が上がった」ことで避難者がほとんど自宅に戻ってしまうことに対し、どのように考えているのかを伺います。
2. 新型コロナウイルスに関する件
全国的に感染者数が激減し、「日常」を取り戻しつつある今日ですが、第6波の感染拡大も心配されています。
当市においても「ワクチン接種」が進んだこともあり新規感染者ゼロの日が続いています。
ワクチン接種の3回目の動向に関し、11月24日の市長会見に基づき、以下の点についてお聞きします。
- 12月から65歳以上の高齢者への接種日を指定した接種券を発送するとのことで、都合の悪い方はコールセンターで調整するとのことですが、コールセンターの体制はどのようになっているのか。
また、64歳以下のいわゆる現役世代の方へは、1回目と同様とお聞きしていますが、混乱回避の方策についてお聞きします。 - ワクチン接種状況に関し、11月22日時点で2回目接種率85.6%とのことですが、65歳以上、64歳以下(分かっていれば年代別)それぞれの率はどのようになっていて、接種率の低い年代に対する対応の考えはあるのかを伺います。
- PCR検査費用の助成を来年3月まで延長するとのことですが、検査実施状況はどのようになっているのか伺います。