北斗市の水道

北斗市の水道「安全でおいしい水」

 北斗市の水道水は3つの配水区に分かれ、それぞれの原水にあった適切な浄水方法により、安全でおいしい水道水を供給しています。

 大野地区の水道水は、大野川支流の上河汲沢川の表流水を原水として向野浄水場で濾過した水と、木地挽・新木地挽・村山・高田の各水源の地下水を使用し、配水しています。

 上磯地区の水道水は、戸切地川に設けられた上磯ダムの水を原水として、清川浄水場で濾過し配水しています。

 茂辺地・当別地区の水道水は、茂辺地水源の地下水を原水として、茂辺地浄水場で濾過し配水しています。

 いずれの水道水も水質基準をすべて満たしており、また「おいしい水の要件」もほぼ満たしています。

水源と水道施設の位置図

↓ 以下のリンクをクリックすると、各水源・水道施設の情報を閲覧することができます。

水源と水道施設
水源 水道施設
木地挽水源 (PDF 850KB)  大野ダム (PDF 1.88MB) 村山浄水場 (PDF 603KB)
新木地挽水源 (PDF 877KB) 上磯ダム (PDF 2.04MB) 茂辺地浄水場 (PDF 355KB)
高田水源 (PDF 586KB) 上河汲沢川取水場 (PDF 1.61MB)  
村山水源 (PDF 807KB) 清川浄水場 (PDF 745KB)  
茂辺地水源 (PDF 946KB) 向野浄水場 (PDF 394KB)  

                

          
          
      
      
     

「おいしい水の要件」と北斗市の水道水との比較

 おいしさの感じ方は、人それぞれ個人差があります。おいしい水とは一般的に「ミネラル・硬度・炭酸ガスなどを適度に含んだ冷たい水」といわれており、全く何も含まれない純水がおいしいと思われがちですがこれはおいしくありません。水の味を決めているのは、ミネラルなどの成分です。

「おいしい水の要件」は、厚生省(現在の厚生労働省)の諮問機関「おいしい水研究会」が昭和60年4月にまとめたもので、水質の要件には、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・炭酸ガスなどが適度に含まれ、有機物や臭気はきわめて少ないことなどがあげられています。

おいしい水の要件と北斗市の水道水との比較
水質項目 水質基準等 おいしい水
の要件
大野地区 上磯地区 茂辺地・当別地区 内容
蒸発残留物 500mg/L
以下
30~200mg/L 96mg/L 126mg/L 86mg/L 量が多いと苦味・渋みが増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味となる。
硬度 300mg/L
以下
10~100mg/L 42mg/L 79mg/L 35mg/L カルシウム・マグネシウムの含有量を示し、硬度の低い水はクセがなく、高いと好き嫌いがでる。
遊離炭酸

30mg/L
以下

3~30mg/L 0.6mg/L 0.5mg/L
未満
0.7mg/L 水に爽やかな味を与えるが、多いと刺激が強くなる。
過マンガン酸
カリウム消費量
3mg/L
以下
3mg/L
以下
1.5mg/L 1.9mg/L 2.0mg/L 有機物の量を示し、量が多いと渋みをつけ、多量に含むと塩素の消費量に影響して水の味を損なう。
臭気度 3以下 3以下 1未満 1未満 1未満 水源の状況により、さまざまな臭いがつくと不快な味がする。
残留塩素 0.1mg/L
以上
0.4mg/L
以下
0.2mg/L 0.2mg/L 0.2mg/L 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味を悪くする。
水温 20℃以下 11.3℃ 11.7℃ 12℃ 水温が高いとおいしくないと感じる。冷やすことでおいしく感じる。

                               *平成28年度の年間平均測定値
                                遊離炭酸、臭気度は、平成29年度5月測定値

 水道水は消毒のため塩素が使用されており、残留塩素があるということは「安全の証」ですが、水の味を損ね嫌う人もいます。水道水質基準では100万分の0.1以上の濃度で残留していることが求められますので、この基準を守る必要最小限の注入管理を行なっています。

おいしく飲むために

 容器に一晩汲みおくと残留塩素を取り除くことができます。水道水を沸騰させて塩素をとばす方法もあります。また、冷蔵庫で冷やすだけで市販のミネラルウォーターに負けないおいしい水になります。ぜひ試してみてください。

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