○北斗市立小学校及び中学校における出席停止に関する規則

平成18年2月1日

教育委員会規則第13号

(趣旨)

第1条 この規則は、北斗市立小学校及び中学校(以下「学校」という。)における秩序の維持並びに児童又は生徒の義務教育を受ける権利の保障のため、学校教育法(昭和22年法律第26号)第26条第3項(同法第40条において準用する場合を含む。)の規定に基づき北斗市教育委員会(以下「教育委員会」という。)が行う児童又は生徒の出席停止の命令の手続に関し必要な事項を定めるものとする。

(教育委員会の責務)

第2条 出席停止の命令は、教育委員会の権限と責任において行うものとする。この場合において、教育委員会は、校長の意見を十分に尊重するものとする。

(校長の報告)

第3条 校長は、次に掲げる行為の1又は2以上を繰り返し行う等性行不良であって、他の児童の教育に妨げがあると認める児童又は他の生徒の教育に妨げがあると認める生徒(以下「当該児童等」という。)があるときは、その旨を児童生徒の出席停止に関する報告書(様式第1号)により教育委員会に報告するものとする。

(1) 他の児童又は生徒に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為

(2) 職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為

(3) 施設又は設備を損壊する行為

(4) 授業その他の教育活動の実施を妨げる行為

(意見聴取)

第4条 教育委員会は、前条の規定による報告があったときは、当該児童等の保護者(以下「当該保護者」という。)から意見の聴取を行うものとする。ただし、当該保護者が正当な理由なく意見の聴取に応じない場合は、この限りでない。

2 前項の規定による意見の聴取は、緊急の場合を除き、当該保護者と直接対面して行うものとする。

3 教育委員会は、必要があると認めるときは、当該児童等及び関係者の意見の聴取を行うことができる。

(出席停止の命令)

第5条 教育委員会は、前2条の規定に基づく報告及び意見の聴取の内容により、必要があると認めるときは、当該保護者に対して児童生徒出席停止命令通知書(様式第2号)を交付し、児童又は生徒の出席停止を命ずるものとする。

2 教育委員会は、前項の規定に基づく出席停止を命じたときは、当該出席停止を命ぜられた当該児童等(以下「出席停止児童等」という。)が在籍する学校の校長に対し、その内容について児童生徒出席停止通知書(様式第3号)により通知するものとする。

(出席停止期間)

第6条 前条の出席停止の期間は、学校の秩序を回復するために必要な期間とし、教育委員会において決定する。

(出席停止期間の解除及び延長)

第7条 教育委員会は、出席停止を命ずる理由がなくなったと認めるときは、出席停止児童等の保護者に対して児童生徒出席停止命令解除通知書(様式第4号)を交付し、出席停止児童等の出席停止の命令を解除するものとする。

2 前項の規定に基づき出席停止の命令を解除したときは、第5条第2項の規定を準用する。

3 教育委員会は、出席停止児童生徒が出席停止を命じた期間中に第3条各号に掲げる行為を繰り返し行うときは、第4条に規定する手続を経た上で教育上必要があると認めるときは、出席停止児童生徒の保護者に対して、児童生徒出席停止命令期間延長通知書(様式第5号)を交付し、出席停止児童生徒の出席停止期間の延長を命ずるものとする。

4 教育委員会は、第1項又は前項の規定により出席停止期間の変更を行ったときは、出席停止期間の変更を行った出席停止児童生徒が在籍する学校の校長に対して、児童生徒出席停止期間変更通知書(様式第6号)によりその旨を通知するものとする。

(その他)

第8条 この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、教育委員会が別に定める。

(施行期日)

1 この規則は、平成18年2月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日の前日までに、合併前の上磯町立小学校及び中学校における出席停止に関する規則(平成14年上磯町教育委員会規則第1号)又は大野町立学校出席停止命令の手続きに関する規則(平成14年大野町教育委員会規則第1号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの規則の相当規定によりなされたものとみなす。

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北斗市立小学校及び中学校における出席停止に関する規則

平成18年2月1日 教育委員会規則第13号

(平成18年2月1日施行)