矢不来2地区

 

説明: C:\Users\PC1\Documents\nenpyo\data\setsumei\image\k10.jpg

 

 

北斗市指定 史跡矢不来台場跡

 

指定年月日 平成1821

所有者   笹谷キミ

箱館戦争の時、最も激しい戦いがあった台場です。箱館の押付台場と向かい合い箱館湾を守るため、前

幕領時代(17991821年)に造営され南部藩が守備しています。

 安政元年(1854)蝦夷地はふたたび幕府の直轄地となり、箱館奉行の竹内保徳などにより、この台場

の増強が必要なことを幕府に上申しています。

 明治2年(1869年)の箱館戦争では、この台場を幕府脱走軍(榎本軍)が修理し、新たに第2台場を

造営して大鳥圭介ほか約500名が守っていましたが、同年4月の官軍による激しい砲撃・艦砲射撃にあ

い七重浜に退散しています。

 この戦いで衝鋒隊隊長 天野新太郎ほか死傷者約70名を出しています。

 

平成2112月 北斗市教育委員会

 


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