国登録有形文化文化財(建造物)
熊谷家住宅主屋
所 在 地:北斗市中央2丁目5-33
所 有 者:熊 谷 孝 泰 ほか
建 築 年:1850年代
構 造:木造2階建、鉄板葺
建築面積:262u
登録年月日:平成18年3月27日
江戸時代末期ころ、上磯の農林業の基礎を作った熊谷宇兵衛が住宅兼店舗として建設したもので、表通り
に面して横長に建っている。当時は1階の一部が穀類などを商う店舗に使われ、それ以外は居間、台所など
の生活空間となっている。雪が外壁にかからないよう、ひさしが約1.7m突き出ている。玄関を入ると間口
2間の土間が5間続く、道南一帯の伝統的な町家形式を残す道南でも最古のもので、重要な建物である。
玄関先 軒先 土間