歴史の風景・title

静寂に満ちた赤レンガ

  歴史をかけぬけていった者たち

    まちの記憶、木々のざわめきに

      時代の風を感じてほしい

トラピスト修道院
 
 
1896年(明治29)年、フランスからジェラル・プーリエ(後に帰化し、岡田普理衛と名乗る)ら
9人の修道士たちがこの地に訪れ、日本最初の男子トラピスト修道院を創設しました。
正式名称は「厳律シトー会灯台の聖母大修道院」といい、トラピストという名称はかつて
シトー会を改革したフランスのトラップ修道院に由来します。
 
トラピスト修道院
 現在の赤レンガの建物は、最初の修道院が
 焼失したため、1908年(明治41)に建てられた
 もので、周辺のみどりと調和したその姿は、
 静寂なたたずまいをみせ、訪れる人々の心を
 和らげています。
 
 今も40人ほどの修道士たちが、ここで「祈り」
 「読書」「労働」という厳しい戒律のもとで生活を
 送っています。
  
 また、ここでつくられるトラピストバターやクッキー、
 バター飴、ジャムは、北海道を代表する
 観光土産品として知られています。
 【場所】 北斗市三ツ石392  JR江差線渡島当別駅から徒歩約20分。函館から車で約1時間。
 【建物内の見学】 男性のみ毎週月曜日、午後2時から。事前に往復ハガキでの申込みが必要。Map
 【お問い合わせ】 Tel:0138-75-2139



三木露風の詩碑
 
 トラピスト修道院の駐車場前の庭園にある石碑で、
「日は輝やかに/沈黙し/時はおもむろに/移りけり/
        美しき地上の/断片の如く/我命は/光の中に/いきずく」

三木露風の詩碑
 という詩文が記されています。
  
  
 詩人・三木露風は、1920年(大正9)から
 4年間、日本文学の講師として修道院に滞在。
 「赤とんぼ」「野ばら」などの歌詞はここでの
 体験をもとに生まれたと言われています。
 
Map
 
 
 
 



ルルドの洞窟
  
  
  聖母が一人の少女の前に
  現れたという地がフランスにある
  「ルルドの洞窟」で、世界的に
  有名なカトリックの巡礼地に
  なっています。
   
  トラピスト修道院の裏にある
  「丸山」にも、この「ルルドの洞窟」が
  つくられています。
   
  修道院正面から徒歩約30分の
  位置にあり、展望台にもなっています。
ルルドの洞窟
 
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