○「交通安全のまち宣言」に関する決議

平成18年9月11日

我が国の道路交通事故は、モータリーゼーションの進展に伴い増加を続け、昭和45年には道路交通事故死者が16,765人を記録し、いわゆる「交通戦争」と呼ばれ、史上最悪の状況に至った。

これに対応するため、同年に「交通安全対策基本法」が制定され、国の総合的な安全対策の推進が図られ、当市においても市民参加の交通安全運動を積極的に展開するなど継続的な取り組みを行ってきた。

しかしながら、国民生活の変化と高齢化社会の進展により、20歳前後の若者が無謀運転により引き起こす事故とともに65歳以上の高齢者が当事者となる事故が増加傾向となっている。加えて近年、特に一時停止や信号無視など基本マナーの遵守意識が極めて低下し、目に余る横暴な運転は極めて危険である。

交通事故は、一瞬の不注意により悲惨な境遇に巻き込まれる恐れがあり、市民一人ひとりがこれらについて十分認識し家庭、職場、地域等において自ら事故防止に努力を払うことが求められている。

北斗市民は「交通ルールを遵守しよう」、「高齢者と子どもを交通事故から守ろう」、「暴走族を追放しよう」をスローガンに、あらためて交通安全市民運動を強力に推進するべきである。

よって当議会は、ここに北斗市を「交通安全のまち」として宣言する。

北海道北斗市議会

「交通安全のまち宣言」に関する決議

平成18年9月11日 種別なし

(平成18年9月11日施行)

体系情報
第2類 議会・選挙・監査/第1章
沿革情報
平成18年9月11日 種別なし